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まず基本的に釣ったら食べる、これを信条としています。もしキャッチアンドリリースとかスポーツフィッシングとかいう宗派であるのであれば、魚を鈎からむしり取って水に投げ込んだり、素手で魚体握りたおしているのであれば、それはリリースではなくて嬲り殺しにして湖に瀕死の重傷者を遺棄していると大して変わらないと思います。しかし嬲るて漢字すごいですね、男二人で一人の女を挟んでいるて象形文字ですからね。さてもしどうしてもリリースしたいのであれば、バーブレスフックにして、キャプテンクックのカギみたいな道具で魚体に一切触れずに鈎をはずしてぽちゃんとリリースするとか、重たいけどラバーのネットを使うか、スーパーの買い物カゴで囲って水の中でやさしくフックをはずすとか、最高のおもてなしをしてでないと、生かしてリリースにならないと思います。もし大物がかかってそれでもリリースしたいとお思いであれば、それはやめた方がよいです。良かれと思ったそのリリースが無益な殺生で終わることになります。西洋には「地獄への道は善意で敷き詰められている」てことわざがあるそうです。大物はリリースしてもほとんどの場合死にます。どうせ死ぬのであれば、殺しているわけだから食べてあげるのが供養です。むかし芦ノ湖で格好つけてそういうことをしようとしたら、リリースしてもどうせ死ぬから意味がないとプロの人にいわれました。エラと内臓とウロコ以外はねんごろに美味しく供養してあげましょう。
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