ビワマス釣り 100+の疑問

FAQ 57


[Q]


 仕掛け作りにはどのようなラインの結び方があるのか?



[A]


鈎とは内掛け結び、ルアーとはパロマーノット、ドジャーのスナップとはエイトノットの2段、スイベルとは深海結びを多用しています。内掛け結びは外掛け結びよりも締め込みやすく解けにくいです。軸に巻く回数は6回から8回くらいにしています。外掛け結びはお尻の一箇所で結びを支えていますが、内掛け結びは巻いた回数分で結びを支えていますので、より大きい魚向きに丈夫だと思います。パロマーノットは簡単に結べる上に強度はほぼ100パーセントを出せます。ただし結びしろが長く出るため不経済ではあります。ハリスの長さは重要なので長さを合わせられてスナップと交換自由な利便性からエイトノットとしていますが、釣友のアドバイスで結び目を3センチから5センチ離した2ヶ所結びにして気持ち緩めに締めています。気休めかもしれませんがガツンと大物がヒットした場合のショックや、大物との綱引き状態になったときの仕掛けへの負担を、緩い結び目二つで吸収するためです。深海結びは世に二通りあるようですが、八の字結びしてからカタ結びするやり方の方を採用しています。逆の結び方は滑って解ける場合が稀にありますので、まず解けないこの結び方にしています。深海結びの利点はラインの長さを合わせられる上に、結びしろがほとんど出ない経済性で優れています。もともとプロの漁師がエダスを多数使う深海の根魚釣りの仕掛けに使うところから、深海結びと呼ばれているそうです。まぁ言ってみれば業務用の結び方です。