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暴れるビワマスの顎から安全にチラシ鉤を外せる注意なり技術があるのであれば不要だと思います。そもそもバーブレスは似非なスポーツフィッシングにあるキッャチ＆リリースに近いのか、リリースする魚へのダメージを軽減とかご高説垂れているが、熱々の素手で魚体べたべた触っている方がよっぽどダメージが大きいし、そもそもダメージがどうたらいうなら最初から魚虐待の釣りなんてしない方が良い気もします。ソルトではフックは特に乗合船ではバーブレスが半ば常識であるが、これはシーバスやらシイラの魚体への配慮とかではなくて、単に隣の人の頭を釣ったりフックを外す際に暴られて0/0なんかのでかいフックを、自分の手に刺す事故が発生した場合の人間へのダメージ軽減が目的です。ビワマスはそういう点でオフショアのフィッシングに近いと思います。バーブレスのフックであっても手などに刺さったら直ちに引き抜きます。もたもたしていると周りの肉が腫れ上がってきてフックを締めて引き抜けにくくなります。当然抵抗が多くなるので痛いです。バーブレスではない返しのある鉤が刺さった場合は刺さり具合を見極めます。返しがぎりぎり入っているぐらいであればエイヤで引っこ抜きます。ぐっさり入っていて返しが反対側に抜けそうな場合は抜いてペンチで返しの元をカットして引き抜くか、逆に軸の元をカットして反対側へ通し貫します。そんな自傷プレイがビビッてできない場合や抜くも貫くも無理な場合は軸を長めにカットしてから病院に行って取ってもらいます。大きなビマワスが揚がって鉤を外そうとして手にぷっ刺さる事故は少なくありません。チラシ鉤なのでビワマスに掛かっていないフリーの鉤が、振り回されて手に刺さるケースが多いです。釣師朗は漁獲高重視なのでバーブレスは使用していません。バーブレスを使用していないビギナーはどうしたらいいのかというと二つやり方があります。一つはこん棒や文鎮、鉄筋などでビワマスの頭を叩いておとなしくさせてから鉤を外します。頭を叩くときに高価な貝ルアーを誤って叩き割らないように注意してください。もう一つは無理に外さないでハリスでカットして生簀に入れておいて後でベテランに外してもらうとかです。リリースサイズのビワマスをリリースする場合は、海賊船のフック船長のカギ手のような鉤外し棒がありますので、これを使うと魚体に一切触れずに湖に返すことが簡単にできます。ルアー用とかで探すと馬鹿高いので沖釣り用品で探すと２００円くらいで買えます。ビシアジ釣りでもアジを外すのに大活躍します。余談ですがビワマスを締めるための包丁とかナイフ、こん棒とかお手頃サイズの鉄筋とかは釣り道具と一緒に携帯・運搬するようにしましょう。でないと警官に職質されたとき説明するのがややこしいです。 |