ビワマス釣り 100+の疑問

FAQ 47



[Q]


 銀色をしたドジャーにはどういう種類があるのか?



[A]


銀無垢ドジャーを使う粋なトローラーもいるようですが表面の材質では銀箔貼り、アルミ箔貼り、銀メッキ、クロームメッキ、ニッケルメッキがあります。表面の形状ではプレーンとハンマードとハーフ&ハーフです。釣師朗がよく使うのが銀箔/プレーンかクローム/ハンマードです。ニッケルは少しくすんだ感じの光沢となります。銀箔を好むのは製造しやすいのと、銀はもっとも自然光の反射率が高いからです。ただし紫外線域の反射率は低いです。反射率の数値の高さでは少し劣りますが紫外線域から赤外線域まで幅広く反射するのがアルミニウムです。ニッケルが銀の7掛けくらいです。クロームはニッケルより反射率が高いですが、銅やアルミニウムよりは低いです。銅は紫系色の反射率が低く赤系色の反射率が高い特性があります。金属の素材で反射する光の性質が違う特性があるので、ビワマスが紫外線なのか自然光なのか赤外線なのかは分かりませんが、どれに強く反応するのかが分かればその反射率の高い金属のドジャーを使用することが一つの回答になるのかもしれません。湖でのルアーキャスティングの釣りですと夕マズメは赤金が良いとよくいわれます。沖釣りの浅場のキスにはハリスに金色ビーズがよく効くし、もっと深いところのビシアジですとケイムラービーズを好んで使っています。魚種とその水深に届いている光の種類に何か相関関係があるのではないかと想像しています。



銀箔ドジャーとビワマス


銀箔ドジャー