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ユラユラ揺らすのがドジャー、グルングルン回転させるのがフラッシャーです。ドジャーを付けたまま適正速度帯を無視して速曳きしてドジャーがぐるぐる回転している場合がありますが、本来の使い方としては間違いです。ドジャーが回転するくらいの速度で曳く場合はドジャーを外すのが正統なのですが、交換の手間が面倒とか適正速度帯を可能な限り高く広く取りたいとかを目指すと、そういったスーパードジャーを探すか作るかになります。アメリカの釣具販売のWebを丹念に閲覧していくと、ドジャーの商品説明文の中に適応速度が記載されているShopのWebがあります。結構ドジャーのメーカーや製品によって適正速度帯に高い低い広い狭いがあることに気が付きます。興味あるトローラーはそれらを地道に調べて海外通販で購入するとよいでしょう。回転しにくいドジャー製造派にとってはドジャーの形状の違いもありますが、ドジャーの比重も影響が大きいです。比重の重い金属が回転しにくいです。金無垢と銀無垢とかタングステンとか金に糸目付けないのであればそれらも楽しいですが、経済合理性から考えると銅板に銀メッキが具合よいかなと思います。フラッシャーは2秒に1回転するくらいの速度で曳きます。意外にそれほど速い船速ではありません。2秒に2回転とかでは速すぎます。実際表層で試し曳きをしてみると、出すべき船速が理解できると思います。フラッシャーが回転しないようでは船速が遅すぎます。フラッシャーは抵抗がドジャーより大きいのでパワー負けしない竿が必要です。フラッシャーは中央部分がリフレクトシートが貼ってあって周辺部がプラスティックであるタイプが多いですが、周辺部のカラーは水の色に合わせるのが定石と言われています。グリーンやブルーが多いです。トリッキーてことでレッドやイエローも面白いです。また大型のドジャーやフラッシャーは強力な集魚効果が期待できます。ダウンリガーのラインシステムを二階建てにして、1階部分のラインに大型のドジャーやフラッシャーを接続します。これにはルアーは接続しません。2階部分のラインを素曳きでルアーを単独で曳きます。一二階の高低差は3メートルあれば十分です。ラインの全長1階を短く2階を長くします。具体的な寸法はトローラーに違いがありますので各自いろいろい挑戦してみてください。すれていないエリアでは爆釣する場合があります。琵琶湖は目立ってなんぼの部分がまだ少なくないと思います。 |