［Q］ |
クッションゴムは必要なのか？ | |
［A］ |
取りあえずは不要と考えます。もしヒットでのショック切れのリスクを軽減したい場合は、リーダーをナイロンにしたらよいです。水になじんだナイロンは2割から4割も伸びます。これ自体でクッションゴムです。10メートルのリーダーを使っていたら最低でも2メートルは伸びます。仕掛けのキモはバランスでありそれはシンプルが基本思想なので、なるべく余計なものは入れたくないです。あるトローラーはリーダーからルアーまでの結束箇所いくつかにスプリットリング2個を八の字にかましていました。隙間を要所要所に作ることでショック切れを防ぐと言っていましたが、効果よりもデメリットの方が多い気がして釣師朗は真似していません。 ところでクッションゴム自体を否定しているわけではありません。クッションゴムを使用すると、ビワマスの強い引き味を直接に十分に楽しむことができないことと、クッションゴム自体が貴方に変わって釣りを上手にしてくれることによって、貴方の寄せややり取りの釣り技術が上手になりにくくなるデメリットがあると考えるからです。最近の電動リールの楽楽モードと同じですね。(魚の引きの強弱に合わせて巻き上げ速度を、自動で調整してくれます。) しかし逆に言えば、そんな釣り味の楽しさよりも釣ってナンボ、他人より１本でも多くビマワスを水揚げすることが、何にもまして最優先としているならば、クッションゴムの使用は有りだと思います。実際漁師の方でクッションゴムを使用している人もいます。貴方が何を優先しているかで、最終的に選択したらよいと思います。 |