ビワマス釣り 100+の疑問

FAQ 13



[Q]


 ビワマスのレイクトローリングにはどんな釣り方があるのか?



[A]


レッドコアラインとダウンリガーが代表的な釣法です。レッドコアラインとは筒状の編糸の中に鉛線が入った釣り糸であり、ラインを70ヤードから120ヤードほど繰り出してラインの自重で有効なタナまでボートで曳きながら沈めるトローリング漁法。ダウンリガーとは5キロぐらいの錘をワイヤーで船から垂直に10メートルから30メートルぐらい下ろし、通常のタックルのラインを錘付近のワイヤーから伸ばしたリリーサーに鋏み止めて、有効なタナに直撃で仕掛けを沈めて曳くトローリング漁法。レッドコアラインの釣法は道具がシンプルで費用もそんなに高くはなく、仕掛けをエンジンや人間から遠くに離せる長所がある一方で、船速とラインの繰り出し長さのバランスが職人芸なところがあって、果たして正確なタナに仕掛けが入っているのか疑問の余地があることと、最大有効深度が水深15メートルから20メートルまでしかないことが短所。ダウンリガーの釣法は誰でも狙ったタナに確実に仕掛けを通すことが可能であることと、レッドコアラインが通らない20メートル以深を確実に攻められることと、ヒットしてリリーサーが外れた後のビワマスとのファイトがエキサイティングである長所がある一方で、道具が大がかりで高価であること、仕掛けセットに手間がかかること、ボートから仕掛けを遠く離せないことが短所。これ以外の釣り方もあるようですが、タナ取りの再現性が高い釣り方であることが肝心です。釣果はタナを通している総時間に比例します。



ダウンリガータックル琵琶湖

日本では珍しいダウンリガーは琵琶湖では定番タックル