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取り敢えず不要です。この釣りに嵌まってから、専用ロッドを買い求めても全く遅くはないです。昔業界でレイクトローリングを流行らせようという動き、今でいう釣りガールを流行らせようと同じですが、レイクトローリングてまともに道具揃えると通常2セット(両舷曳き)なので購入額も2倍ですし、この釣りをしている人はどちらかという年齢層が高いので、所得も子供・学生よりは高い、相当の売上増が期待されたのですが、金額の高さと超マニアックでコアな世界、ノウハウ・情報が殆ど公開されていないフリーメーソンみたいな世界でもあったので、結局残念ながら流行りませんでした。そんな時代にある釣具チェーン店が取って付けたようなレイクトローリング専用竿(レッドコアライン用)を発売しました。当時レイクトローリングといえば120%レッドコアラインによる曳縄釣りのことでした。早速店頭で手に取ったところ、竿元になにやら不思議な記号が書かれていましたので、店員を捕まえてこれ船竿だろ?て訊いたら、実はそうなんですよて答えました。つまりこういうことで事足りるてことです。100ヤードまでで中ぐらいサイズのドジャー付きの標準的な仕掛けであれば、錘負荷30号・竿長3メートルのコマセ真鯛竿(記号30-300)で十分なんです。70ヤードまでで素曳きに適したライトなロッドで、真鯛竿20-300です。130ヤードまでで大型ドジャーやフラッシャーをガンガン曳きたいのであれば、同じく50-300となります。ブランドや新品にこだわらなければこれら船竿、胴調子の錘負荷30号全長3メートル程度の竿なんて、ン千円で手に入るでしょう。ちなみに当時はダウンリガーなんて言葉は、日本語には存在していませんでした。従ってダウンリガーロッドなんて存在もしません。釣師朗はUSAのホームページの英語を解読して、専用ロッドとポータブルダウンリーガーを個人輸入しました。余談ですがこのダウンリガーで芦ノ湖や中禅寺湖を曳いた結果、何だこれ使うよりヒメトロの方が断然楽じゃん、ヒメトロは日本のダウンリガーぢゃと悟りました。ところが後年琵琶湖でヒメトロやったら全然お話にならず、何でアメリカではダウンリガーが当り前なのか分りました。琵琶湖はアメリカ並みにでかいからです。こんな海みたいな湖をヒメペラでちまちまやっていたら、日が暮れてしまいます。故に現在ダウンリガーが主力として普及しているのは、琵琶湖や屈斜路湖みたいな大湖が多いのです。 |