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水に仕掛けを投入する際はハリスを親指の腹で傷の有無を毎回確認します。50センチ以上のビワマスを釣り上げた場合は無条件でハリスを新品に交換します。リーダーがナイロンラインの場合は釣行日毎回交換します。フロロカーボンラインの場合は状況見て適宜交換します。どんなに小さい傷でも見つけたならば交換します。ノット(結び方)は結束強度が100%に近い、パロマーノット、ハングマンズノット、ビミニツイストを使うようにします。ビミニツイストが面倒な場合はエイトノットの2ヵ所結びで代用しています。チラシ鉤を使用しているトローラーはチモトのスレッド(糸)がほつれていたり擦り切れていないかも確認します。特にデカイのとやり合ったりするとビワマスの歯でジャリジャリになっているときがあります。とにかく迷ったら交換しましょう。運命論者じゃありませんがそのヒットは貴方のトローリング人生において、最初で最後のモンスター級かもしれません。それが自分の不注意で逃してしまったら今際の際まで後悔するでしょう。またたまにラインが切れたことを自慢する人がいますが、釣師朗には自分は馬鹿だと叫んでいるのと同じだと思います。それは不運ではなくて不注意です。ジギング船の船長も下手なお客さんや初心者はよくラインブレイクすると言っています。大物を釣った後大抵興奮していたり気が焦っていたりするので、ラインチェックもろくにしないまま仕掛けを再投入することがベテランでもあります。しかしそういう時に限って二発目の大物ヒットとかがあったりします。ここで泣きます。 |