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インターネット、ボート屋、釣友からの直前情報と当日の僚船との情報交換です。インターネットは本当に偉大な発明だと思います。ネットのない時代からトローリングやっていましたが、トローリング情報に関しては暗中模索、五里霧中、暗黒大陸でした。それがネットのおかげてお手軽に情報入手ができるようになりました。これを利用しない手はないです。情報を発信することで自分もその恩恵に預かれます。積極的に情報を発信したらよいと思います。釣れない、坊主も有益な情報です。ホームページ・ブログが黎明期のころ釣れなかったときは更新しない人がいたりして、そういう人は行けばいつも大物や大漁となって、ネットの世界は達人だらけだった気がします。そして釣師朗みたいに素人が行くとぜんぜん釣れなくて自信喪失になることも何度もありました。なので釣れていないというのも重要な情報です。琵琶湖全体で釣れていないのか、今まで釣れていたポイントが釣れなくなったのか、有名ポイントが釣れていないのかとか、貧果の内容を考えるとよいと思います。一番有益な情報は僚船からの情報です。海の沖釣りの船頭たちも無線で今どこで釣れているか情報交換を頻繁にしています。さてレイクトローラーの僚船同士の情報交換の変遷を見てみましょう。携帯電話なんてまだありません。そのうち普及してきましたが山上湖では電波が届かないので使えませんでした。そこでどうしたかていうと時間と場所を決めて湖上で落ち合いました。第二次世界大戦で夜間に潜水艦と駆逐艦が密かに合流して命令書を渡すみたいですね。湖上で合流して停船して話し合うか、すれ違いざまに大声で伝え合うでした。携帯電話が浸透するといちいち電話をかけて情報交換していました。結構面倒です。高価な携帯電話、当時は防水なんてないですから、自ずと情報交換の頻度は下がりました。そこでアマチュア無線免許を取得して無線機で情報交換をしだしました。ライフジャケットに無線機をぶら下げる不自由はありましたがこれは便利でした。なんせいちいちダイヤルしなくてよいです防水仕様でしたから。ただし無線機は免許取得の手間と機材が安くないの欠点がありました。そして今防水仕様のスマホでラインでしょうかね。動画も写真も簡単に送れるし無料電話も掛けられるし。IT技術の進歩て本当にすごいですが、しかもここ10年ぐらいのことですからさらにすごいです。僚船から有益な情報を入手したら即それを利用します。もし海津大崎にいて沈黙の艦隊であって、第一タワーで入れ喰いと聞けばそこに急行しましょう。情報は入手しているだけでは意味がないです。またタワー側にいるトローラーはどうも今日は大崎の沖には群が入ってきていないみたいだなと感じるセンスが大事です。帰りにはそこを通らないでたとえば竹生島南西側のポイントを流して菅浦に帰港する航行プランを考えたりしてみます。 |