ビワマス釣り 100+の疑問

FAQ 29



[Q]


 釣場でのレッドコアラインの扱い方のポイントは何か?



[A]


レッドコアラインは推力が加わっていないと沈降することを覚えておくことです。トローリング中片方のレッドコアラインが根掛かりをして停船した場合、もう片方のレッドコアラインを先に回収しないとこちらも根掛かりしてしまう二次災害に気を付けてください。根掛かりして回収のためにバックする場合は尚更です。バックラッシュなどのライントラブルでリールにレッドコアラインが巻き取れない場合は、ボートに積んであるゴミ箱の缶カラやペットボトルにくるくる巻き取っていきます。レッドコアラインは中に鉛線が入っているので癖が硬くつきやすいため、ボートの上に適当に溜めておくとバックラッシュを解消してから巻き取ろうとすると、今度はそこがぐちゃぐちゃに固まって再起不能となることがあります。不幸にしてぐちゃぐちゃになって再起不能となった部分は切り取りますが、頭にきて湖に投げ捨てないようにしてください。環境保全とか別のトローラーが釣ってしまう機雷になってしまうことよりも、再利用や緊急用の予備ラインとして後日使用することができます。レッドコアライン同士の結束は中の鉛線を抜いてブラッドノットで行います。左右の巻き数は同じにすることがポイントです。4回以上が望ましいと思います。必ずプライヤーで締め上げてください。8色出して5色で高切れした場合、近くでレッドコアラインを売っている釣場はどこがあるでしょうか?芦ノ湖ぐらいですかね。タックルボックスの中に用意していたエマージェンシーライン3色を継ぎ足して、何とかトローリングを続けたことがあります。レッドコアラインタックルはボートのできるだけ後ろにセットするようにしまか。レンタルボートによってはロッドホルダーが前にあるタイプもありますが、あれはラインが45度以上で入るヒメトロの短竿用です。前にレッドコアラインを設置するとターンのたびに船底でラインをこすり最悪スクリューに食われるリスクが高いです。