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ナイロンラインは比較的安いのとその伸縮性(伸びる)にあります。とはいうものの最近ナイロンラインて釣具屋に品数揃っていないようですが、しなやかさにも優れており水を吸ってさらにしなやかになります。ただし強度は5%程度弱まるそうです。欠点は紫外線に弱く劣化します。だから古ぼけた釣具店に箱や値札シールが日光で焼けた売れ残りのナイロンなんては手を出してはいけません。また傷がつきやすくちょっと傷が入ると強度が大幅に落ちます。しなやかであるため仕掛けが水になじみやすいので、たとえば沖釣りのアマダイ釣りの餌であるオキアミが自然に落下する様を演じられますので、このナイロンが仕掛けに好まれます。しかしいくら小さいからっていってもスプーンはオキアミよりずっと重いので、ナイロンである必然性は高くないと思います。それよりもハリスがビワマスの歯で摩耗することを回避するために耐摩耗性が一般的に強いといわれているフロロカーボンラインの使用を薦めます。フロロカーボンラインはフッ素系樹脂繊維であるため、水切れがよく水の中で水色に同化し見えにくくなる。紫外線に強く吸水もしないためほとんど劣化しないですが、釣場では腐敗しないので丸めて湖にポイしないようしてください。よくフロロは伸びないといわれていますが実は性質上伸びます。ただしナイロンラインみたいに最初から徐々に伸びたりせずに、じっと我慢してある力以上になると伸び始めます。通常はこのじっと我慢している程度の荷重で釣りをしているので、伸びないて気がしているだけです。また比重もナイロンラインよりも重たいため仕掛けが早く水に沈んでいきますが、レイクトローリングにはあんまり関係ないと思います。同じポンドテストだとフロロカーボンラインの方がナイロンラインより若干太くなります。 |