ビワマス釣り 100+の疑問

FAQ 66


[Q]


 小さいルアーの素曳きのラインシステムはどうするのか?



[A]


小さいルアーは軽くて抵抗が少なくヒラヒラとアクションするため、スイベルやスプリットリングの重さ、ハリスの硬さに影響を強く受けます。そのため余計な抵抗を小さいルアーに掛けないために、細いハリスでの直付けとしてスナップ・スイベルやスイベルを介しません。それじゃルアーが回転してハリスが縒れてしまうだろうとなりますので、細いハリス1メートルで直結して反対側に1号くらいのボールベアリング・スイベルを介して3号か4号のリーダーに接続します。細いハリスのショック切れ対策にはスプリットリングを2個連結(8の字)するか、あるいはスプリットリングに極小リングを接続(8の字)して一撃のショックを逃がす方法や、ナイロンハリスの伸縮で吸収する方法があります。ハリス直結だとルアーチェンジのたびにハリスが短くなってしまうだろうといわれそうですが、ルアーチェンジ毎にハリスごと変えてしまいます。こんなところケチって大物ラインブレイクしたら泣いても泣けません。もしどうしてもハリスを毎回毎回替えたくない場合には、エギの直結仕掛けと同じようにハリスを折り返して大き目のチチワを8の字結びでつくり、その輪の先端に小さなコブ結びをします。ルアー交換の際にはこのコブを引っ張って結びを解きますが、まぁ潔くハリスごと交換することを薦めますね。